公益社団法人 日本医学放射線学会

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2025年05月19日

【日本学術会議】見解「医療従事者の職業被ばくに係る放射線管理の改善に向けて」の周知について

日本学術会議 臨床医学委員会 放射線・臨床検査・病理分科会 放射線WG
第26期分科会副委員長/WG長 相田 典子(日医放 特任理事)

2023年9月、日本学術会議 臨床医学委員会 第25期放射線・臨床検査・病理分科会より派出された見解「医療従事者の職業被ばくに係る放射線管理の改善に向けて」を日本医学放射線学会会員へ周知いたします。

  1. 現状及び問題点
    放射線を用いた診療は国民の健康のために大きく貢献しているが、診療を受ける患者に生じる医療放射線被ばくに加え、診療を実施又は補助する医療従事者に職業被ばくを生じることがある。
    職業被ばくに係る安全管理は法に定められているものの、医療現場での遵守には課題があり、特に医師等に被ばく線量が高い者がいることが明らかになっている。
    我が国の高い医療水準を維持し発展させるためには、放射線診療の提供を継続しながら、医療従事者の放射線に対する安全確保を改善しなくてはならない。
  2. 見解の内容
    (1) 医療機関内の放射線管理組織の構築
    (2) 医療機関内の放射線安全管理規程の策定
    (3) 放射線安全のための教育の充実
    (4) 職業被ばくの個人線量管理の改善


見解全文(PDF)は、下記のリンクより入手ください。
見解「医療従事者の職業被ばくに係る放射線管理の改善に向けて」(令和5年9月19日)


【ご参考】