学会からのお知らせ
2025年07月02日
日本医学放射線学会 BRACCO国際人材育成助成金制度 応募要領
目的/趣旨
本助成制度は、世界の専門家が集う学術集会において講演・口頭発表を行う日本の若手研究者・専門人材を支援し、研究成果の国際発信と学術交流を促進することを目的としています。
これにより、現地で得られるフィードバックや学びを通じて、専門性と国際発信力を高めるとともに、広い国際的視野と交流力を備えた人材の育成を図ります。
さらに、こうした経験を帰国後に広く共有・還元することで、日本発の知見や技術の国際的プレゼンス向上を目指します。
最終的には、これらの活動が分野を問わず我が国の科学・医療の発展に寄与し、ひいては国民の健康増進や福祉の向上に資することを期待しています。
応募資格
- 2025年度末(2026年3月31日時点)において、放射線診断専門医・放射線治療専門医取得後15 年未満(専門研修中を含む)、あるいはそれに準ずる日本医学放射線学会会員歴を持つ研究者。
- 会員歴を1 回以上更新し、かつ当該年度の年会費を納入済であること。
- 過去24 ヶ月間に本賞を受賞しておらず、かつ過去2回以上の受賞歴がない者。
- 口演発表のAcceptance LetterあるいはInvitation Letterにより確認される現地で口頭発表する者
助成対象学会:今回の募集は下記の国際学会を対象として助成します。
- RSNA(Radiological Society of North America)
2025年11月30日(日)〜 12月4日(木)(シカゴ、米国) - ECR(European Congress of Radiology)
2026年3月4日(水)~ 3月8日(日)(ウィーン、オーストリア)
助成金額・件数
総額500万円で10名前後
応募方法
応募フォームより、必要事項をご入力の上ご応募ください。
締め切り
2025年(令和7年)7月末日(RSNA参加者対象)
2025年(令和7年)12月末日(ECR参加者対象)
選考方法
日本医学放射線学会の国際交流委員会メンバーの中から選抜された小数名でコミッティーを編成し、そこで審査を行います。選考に際しては、助成金の趣旨に則り専門分野、居住地域、性別、所属機関など多様性を重要視した判定を行います。従いまして履歴や業績などで優れるものが選抜されるとは限りません。選考結果は日本医学放射線学会の理事会に案として提示された上で審議を経て承認を得る予定です。
選考発表
日本医学放射線学会総会/秋季臨床大会において選考結果を公表し、表彰状の贈呈を行います。
助成金受領者の義務
交流報告書を助成決定後1年以内にご提出いただきます。
原則として、提出された報告書は日本医学放射線学会ホームページ上で公開されます。
問い合わせ
jrsinternational@radiology.jp(日本医学放射線学会国際交流担当窓口)にご連絡ください。