ガイドライン
2025年10月30日
医療従事者の放射線安全に関するガイドラインの策定について
放射線診療に従事する医療従事者は業務において職業被ばくを受け、特にエックス線を用いた画像下治療(IVR)や透視下手術等のエックス線診療では被ばく線量が高くなることがあります。医療従事者の放射線安全を確保することは、従事者本人のためにも医療提供の継続及び発展のためにも欠かせません。
このたび、当学会では、エックス線診療等における職業被ばくの管理に関する「医療従事者の放射線安全に関するガイドライン」を策定しました。各医療機関において、医療従事者の放射線安全を推進するためにご活用いただければ幸いです。
また、当学会では、放射線診療従事者の安全のための研修ビデオも公開しておりますので、院内研修等にご活用いただきたく存じます。
なお、日本学術会議 臨床医学委員会 放射線・臨床検査・病理分科会は、見解「医療従事者の職業被ばくに係る放射線管理の改善に向けて」において、医療従事者の放射線管理の現状と問題点を整理し、関係学会の取り組みを含めた対応策を提案しています。
https://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/kohyo-25-k230919-2-abstract.html 
