公益社団法人 日本医学放射線学会

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ガイドライン

2009年09月04日

“腎障害患者におけるガドリニウム造影剤使用に関するガイドライン”改訂のお知らせ(2009年9月2日)

NSFとガドリニウム造影剤使用に関する合同委員会
(日本医学放射線学会・日本腎臓学会)

平成20年7月25日に、NSFとガドリニウム造影剤使用に関する合同委員会(日本医学放射線学会・日本腎臓学会)から、“腎障害患者におけるガドリニウム 造影剤使用に関するガイドライン”を発表いたしました。その後、当委員会までいくつかのご意見をいただき、また新たな研究結果なども報告されたことによ り、一部改訂すべきと考えられる点がでてきました。

今回の改訂における主な変更点は以下の通りです。

1.ガドリニウム造影剤は、本来の目的以外に使用してはならない点を明確にしました。
2.原則としてガドリニウム造影剤を使用せず、他の検査法で代替すべき病態を明確にしました。
3.透析症例、GFR が 30mL/min/1.73m2 未満の慢性腎不全症例、あるいは急性腎不全症例で、やむを得ずガドリニウム造影剤を使用する場合における対応を記載しました。
4.付表を追加し、ガイドライン理解の助けとしました。

なお、本ガイドラインに対するご意見ならびにご質問は、日本医学放射線学会・日本腎臓学会 NSFとガドリニウム造影剤使用に関する合同委員会(nsfguideline@radiology.or.jp)までお寄せ下さい。

改訂版全文
付表

 

NSFとガドリニウム造影剤使用に関する合同委員会委員

社団法人日本医学放射線学会   社団法人日本腎臓学会
委員長 田村 正三   委員長 細谷 龍男
委員 杉本 英治   委員 大野 岩男
  対馬 義人     岡田 浩一
  林 宏光     堀尾 勝
  福田 国彦      
  興梠 征典      
  鳴海 善文     (五十音順)