公益社団法人 日本医学放射線学会

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委員会からのお知らせ

【電子情報・人工知能委員会】次世代の画像診断に向けた画像診断報告書に関する提言

公益社団法人日本医学放射線学会
電子情報・人工知能委員会

この度、日本医学放射線学会 電子情報・人工知能委員会の監修の元、画像診断報告書小委員会により「次世代の画像診断に向けた画像診断報告書に関する提言」が作成されました。
本提言は2022年6月29日に会員専用ページにて意見を募集し、その内容を反映し2022年11月理事会にて承認されましたので、ここに公開いたします。

【提言の背景】
画像診断報告書は医療における意思決定に大きな役割を担ってまいりました。
一方、Targeted therapy、Gene therapy、Theranosticsなど治療法の急速な進歩に伴い、この意思決定の終点が急激に変化しています。画像診断報告書がこの変化に順応すると医療チームが決定する治療方針はより的確かつ効率的に行われ、その結果、患者と社会に対する画像診断報告書および画像診断医の寄与は一層大きくなると予想されます。

【目的】
この提言の目的は画像診断報告書が医療における意思決定体系の変化に順応し、引き続き医療現場で重要な役割を担うための情報を提供することであります。提供される情報には報告書の合目的化に向けた手懸り、画像および報告書を用いた人工知能研究への寄与が含まれます。

【本提言の利用者】
画像診断報告書作成医